京都東山 無鄰菴、哲学の道、臥龍廊
初日からまっすぐに蹴上駅を目指す。
電車を降りて地上にでると、それらしきガード下の道が。
そこを超えると金地院。黒衣の宰相崇伝で有名だが、今回は観覧をパスして南禅寺をめざす。
南禅寺を超えて今度は永観堂方面へ。臥龍廊をみることが目的なのだ。
その途上?でうれしいことが。
歩くと野村美術館が見えてきた。
「あー、ここ(にあるの)かー」と思った次の瞬間、その右隣に威容な門構えの屋敷が。
よーく見ると、なんと「碧雲荘」だった!
「これかぁーー」と少し歓喜。
センサーが張られているのが、門にすら近づけなかったが場所を覚えれて満足。
なぜ、「碧雲荘」か?
それは、元マイクロソフト社長の成毛さんの本「成毛流「接待」の教科書――乾杯までに9割決まる Kindle版」のなかで絶賛されていたから印象に深く残っていたからなのだ。
すこし引用してみよう。
引用文:「京都・南禅寺の近く、もともとは南禅寺の敷地だったところに15邸の別荘がある。~中略~ 京都へ行く際にはぜひ周辺を散策してほしい。
現代日本にこのような場所があることに驚くのではないか。なかでも、野村証券創業者が所有する碧雲荘、通称野村別邸の敷地は7000坪もの広さを誇る。
~中略~ 先日、縁あってそこに招いてもらった。私はその15邸のうち、1邸を除いてすべて中に入ったことになるのだが、やはり野村別邸は別格だった。
~中略~ ここには圧倒された。そして、もう一度、行きたいと思った。」
永観堂では臥龍廊をめざす。
実際にみると、たしかに面白いつくりではあるが、7mくらいしかなかったのがやや意外。
多宝塔にも登った。
永観堂をでるとアジアからの観光客らしき人に「ここまっすぐ行ったら永観堂ですか?(おそらく)」と聞かれた。
そこで、「Pardon? Ah.. Ja.. That's left.」のように返答したが、、自身の英語力不足に後悔。
つづけて哲学の道へ。
正直、普通の道だった。だが、大きな収穫も。
この日も猛烈にあつく、道の途中にポツンとあったお店でかき氷を食べた。それがめっちゃ美味しかったのだ。
注文したときは全く期待していなかったのだが、絶品。
街のチェーン店などで売られているかき氷とは別物なのだ。お値段もリーズナブルで550円、だったかな?
帰りは京都市バスで三条に向かう。このバスも人でごったがえしていた。
ちなみにバス停の位置なのだが、西方面に3分ほどくだってやや大きな公道にでて右側に存在している。
下車後、三条の商店街へ。ひさしぶりに天一でこってりを食す。美味しかったが、値段にビビった。インフレすごっ。
天一はお店によって味の質におおきなバラつきがあるが、この新京極三条店は安心できるおいしさ。
以前、大阪で食べたとある天一のお店では、スープにコップ一杯の水をこぼしたのでは?と思ってしまうくらいマズかったことがある。
ちなみに、翌14日は知恩院前の天下一品で遅いおひるを食べた。ここもおいしい。こってりの値段は920円だったと記憶している。

こってり980円
天一をでたあと、六角エリアをブラブラ。
そして、パパジョンズのお店に到着。
店に入ると奥に欧米人が数名。やたらと落ち着き払った雰囲気からお店の関係者と直観した。
店員に聞くと、創業者の孫にあたるチャールズ(?)さんとのこと。
定番のチーズケーキを購入してホテルでほおばった。
そして、錦市場の一部を通過したが、観光客でごったがえしていた。
コロナにかからないか心配で深入りせずホテルに向かった。
宿泊は東横イン
東横INN京都四条烏丸
チェックインは機械で。
若い観光客でいっぱい。
計7300円
明けて8月14日、この日は無鄰菴がメイン。
でも、その前に時間調整のため出町柳に向かう。無鄰菴は14時の予約なのですこし時間があるのだ。
目当ては旧三井家下鴨別邸。ここもなかなかいい。
その後、またもや蹴上駅に向かう。
実際の無鄰菴はまぁまぁといったところ。
庭の遠景に東山がのぞめる。ここが見どころといったところか。
主屋のつくりはなかなかのもの。
帰りは大阪経由で帰還した。
途中、阪急淡路駅で下車。ラーメン屋NAKAGAWA(?)に立ち寄る。
この日は台風が接近していることもあってか休業だった。次回のお楽しみにとっておく。

残念ながら売り切れ
計10店舗くらい、すべて売り切れ