映画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN V 激突 ルウム会戦』の感想
見どころを紹介しよう。
ひとつ目は、月面都市グラナダでの1シーン。
愛機となるザクを視察に来た三連星の諸氏とメカニックマンとの4人が曲線のレール上を移動するシーンだ。
レールが曲線のためか、遠くに立つ2機のザクとの遠近効果がすばらしく、巨大な空間の臨場感をたっぷりあじわえる。
何気ない場面だが感動もの。
個人的には「THE ORIGIN」シリーズのなかで最高のシーンだ。
ちなみに、ファーストでのベストシーンは、アムロがテキサスコロニーのベイに降り立った場面。
コロニーの巨大さに対する驚嘆と暗やみに吸いこまれそうな宇宙の深淵さとが感動的。
ふたつ目が、ドズル・ザビ中将が作戦会議でジオンの戦術を諸氏に説明するシーン。
ティアンム艦隊にはジオンの全艦艇で迎え撃ち、主力のレビル本隊には「特別強襲大隊」を振り向ける。
解説が明快でルウム戦役でのジオン側の戦術がよくわかる。ウィキペディアよりドズルの解説の方が良くわかるだろう。
三つめが、セイラがサイド5ルウムのテキサス・コロニー内で巨大な橋の上に立つシャアのザクを見上げるシーン。
スペース・コロニーの巨大さやそこで生きる人の感情までが良く伝わってくる。

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四つ目は、ア・バオア・クーを発した「特別強襲大隊」の母艦群からモビルスーツが出撃するシーン。
編隊飛行のシーンは興覚めだが、出撃そのもののシーンは鳥肌もの。
ラストは、三連星をふくむ「特別強襲大隊」より遅れてシャアが出撃するシーン。
パプア級補給艦(?)からゆっくりと離れてスラスターで微調整するシーンがカッコいい。